大相場での利益確保と長期チャートから見た現在の立ち位置

2015/09/09 2016/03/01

こんにちは。

凄いですね～、日経平均ｗ
なんと、上げ幅１３４３円ですよ。
ドル円もつられて１２０円台に回復してます。

中国の株価対策とそれに伴う株式相場の上昇に相まって、売られに売られてきた豪ドルが少し持ち直してきたところですね。
前回の記事にも書きましたが、この豪ドルの底値圏ではＥＡの自動売買とは別に、同じ口座にて手動取引で買い建てを増やしてまいりました。
特に昨日、一昨日あたりの豪ドルスイスフラン０．６７台突入の場面では積極的に買い建てを増やし、明日を控えて、０．６９まで戻った段階で０．６７台以下の玉だけを残して０．６８台の買い建て玉を手動決裁していきました。

豪ドルスイスフランの長期チャート見てみると、０．６８台でも明らかに底値圏であることには間違いないのですが、過去の歴史的下値を記録したリーマンショック時を下回る状態までなったことと明日のＲＢＮＺやＲＢＡの発表を控えていることを鑑みると、とりあえず０．６８台の買い建て玉は利益が出ている段階で決裁しておくべきかと判断したところです。

実際、豪ドルスイスフランの長期チャート（月足）を見てみるとこんな感じになってるわけです。（クリックで拡大）

「1 Feb 2008」と「1 Jun 2009」の間にある大きな下落がリーマンショックのタイミングですね。
この時よりも先月８月は、チャートが下に抜けてしまっていて、今月の本日現在もリーマンショック時の下値と同レベルの相場になっています。

こちらは週足のチャートです。

これなんか完全なる下落トレンド中ですから、これ見ちゃうとさすがに０．６８レベルでも「とりあえず利確してポジション軽くしておくか。」って気になるのもご理解頂けると思います。
それにこのチャートの下にある緑の点線ですが、これは０．６７以下の買い建て玉を示しています。
まあ、０．６７以下の玉をそこそこ構築したので、あまり欲張ってはいけないな、と考えたことも、本日、利確に動いた判断材料でもあります。

あとは明日に控えたＲＢＮＺの政策金利やＲＢＡの失業率などの発表を無難に通過して上昇相場に向かってくれればいいですし、仮に相場が下落してしまった場合は、そこから再度、買い建て玉を構築しても遅くないはずですから、まあ悪い判断ではなかったと思ってます。

いかんせん、こういう大きい相場の上下動がある時は、落ち着くまでに時間がかかり、上下に何度も行ったり来たりしますので、今月９月に米国が利上げするのかしないのかがハッキリするまでは、もうあまり大きく取引をしないように自制したいと思ってます。

ちなみにこちらはＲＢＡの方々が一番注目していそうな豪ドル米ドルの長期チャート（月足）です。

これ見ちゃうとですね、ＲＢＡな方々は「まだ我が国の通貨は高いぞ！」なんて言ってくるかもしれないよな~、なんて思ってしまうワタクシの気持ち、ご理解いただけるんじゃないかと思うわけでございます。

まあ、何とも言えないところですし、相場の行方は誰にも分かりはしないことなのですが、来週１６日からのＦＯＭＣの結果を相場参加者全員が待っているような状況ですから、ここは大人しく待つ、というのが、立ち位置としては正解なんじゃないでしょうかね。

それと、見る人が見れば分かると思いますが、ワタクシの口座の残高が急激に増えているのが分かると思います。
これは８月の急落時に念のためということで２０万円ほど追加しておいた分と下値圏での手動取引でそこそこ稼いだ、っていうのが正直なところです。
１本２０００通貨で、かつ基本は下落相場ですからＥＡの自動売買だけでは短期間にここまで増えないってところでございますｗ（えぇ、完全なる下値圏でしたので、下手くそなワタクシでも裁量でリスクを取りにいけたってヤツですｗ）

今夜の相場もＮＹダウやドル円、ユーロドルなんかの相場も見ものですが、一旦、おとなしくしておいた方がお利口さんなのかもしれません。
（そういえば、Ｇ２０の声明なんて誰も気にしてない感じでしたね。。）
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